改善箇所

日野自動車は10月25日、大型トラクタ、日野『プロフィア』のリーフ用ストッパに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2011年1月28日から2018年1月19日に製造された415台。

リーフ・エア併用式サスペンションにおいて、リーフ用ストッパの材質が不適切なため、段差乗り越え時等でリーフとストッパが接触した際にストッパで十分荷重を吸収できず、ストッパ固定用シャフトに過大な荷重が加わることがある。そのため、使用過程で当該シャフトが疲労折損し、ストッパおよびシャフトが脱落するおそれがある。

改善措置として、全車両、リーフ用ストッパを対策品に交換する。また、シャフト、ナット、ワッシャを新品に交換する。

不具合は35件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。