トヨタ車体は、商品力を向上するため、1人乗り超小型電気自動車『コムス』を一部改良し、全国のトヨタ販売店(一部を除く)で10月1日から発売する。
今回の改良では、従来最大11度だった坂道発進可能角度を、最大13度としてスムーズな坂道発進を可能にした。シフトがニュートラルに入った状態でアクセルを踏むと警告音でドライバーに知らせる誤発信注意喚起機能を新たに設定。また、ボディカラーに先進的なイメージの「シルバーメタリック」を新たに設定する。
さらに、フロントフードを1色塗装にし、コムスの特徴的な丸みをおびたカプセルシェイプをより強調するデザインに変更した。
コムスは走行時にCO2を全く排出しないゼロエミッション電気自動車で、2012年4月に発売開始以来、販売台数7000台を超えた。狭い路地での走行や駐車のしやすさから、宅配や訪問ビジネス、観光、シェアリングサービスなどの近距離移動に適したモビリティとして活用されている。
価格はベーシックが78万5000円。
超小型電気自動車 コムス を一部改良、登坂時の性能向上
2018年10月01日(月) 08時30分
関連ニュース
- トヨタ車体、『ランドクルーザー』のカスタムカーを出展予定…東京オートサロン2024 (12月27日 10時30分)
- トヨタ車体が本気で「遊べるバン」をつくったらこうなった…ジャパンモビリティショー2023 (10月30日 20時30分)
- トヨタ車体が考える商用バンとミニバンのミライとは…ジャパンモビリティショー2023 (10月26日 07時00分)
- ハイエースBEV 提案、トヨタ車体が見せる「はこぶ」の歴史と未来…ジャパンモビリティショー2023予定 (10月17日 15時00分)