東プレは9月25日、「いすゞ エルフ 冷蔵冷凍車」の荷箱固定ブラケットなどに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、いすゞ『ギガ』『フォワード』『エルフ』、日野『デュトロ』『レンジャー』『プロフィア』、トヨタ『ダイナ』『トヨエース』、三菱ふそう『スーパーグレート』『ファイター』『キャンター』、マツダ『タイタン』、日産『アトラス』、UDトラックス『クオン』『コンドル』『アトラス』の各冷蔵冷凍車計14車種、2016年2月2日〜2018年5月15日に製造された1万9584台。
冷蔵冷凍車の荷箱およびサブフレーム固定ブラケット締結ボルトにて、締結用工具の管理が不適切なため、締結トルクが不足しているものがある。そのため、走行時の振動等によりボルトが緩み、最悪の場合、各ブラケットが脱落するおそれがある。
改善措置として、全車両、荷箱およびサブフレーム固定ブラケット締結ボルトに緩み止め剤を塗布し、規定トルクで締結する。また、ボルトが損傷している場合は、新品のボルトに交換したうえで上記対策を実施する。
不具合は16件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。
冷蔵冷凍車1万9000台、締結トルク不足で荷箱固定ブラケット脱落のおそれ リコール
2018年09月25日(火) 17時24分