日産自動車は9月19日、ドイツで開幕したハノーバーモーターショー2018(IAA商用車)において、改良新型『e-NV200』(Nissan e-NV200)をワールドプレミアした。
e-NV200は、多目的商用バンの『NV200』(日本名:『NV200バネット』)をベースに開発されたEV。改良新型は2014年秋の発売後、初の本格改良が施されたモデル。新型『リーフ』のノウハウを導入しながら、実用性の向上が図られた。
改良新型e-NV200のハイライトは、航続の延長。蓄電容量40kWhの新型リチウムイオンバッテリーを搭載。これにより、欧州の計測モードで最大300kmの航続を実現した。これは従来モデル比で6割以上の航続拡大となる。
新型リチウムイオンバッテリーは、バッテリーの大きさに変更はない。商用車で重視される積載スペースや積載量は、従来通りとした。e-NV200は、独自の双方向充電機能を搭載。これにより、e-NV200の顧客は、電気を蓄えたり、家庭向けに電力を供給したり、余剰電力を売ることができる、としている。
日産 e-NV200 改良新型、航続6割拡大…ハノーバーモーターショー2018
2018年09月20日(木) 16時15分
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