コンチネンタル(Continental)は9月17日、商用車向けの最新の自動運転技術を、ドイツで9月19日に開幕するハノーバーモーターショー2018(IAA商用車)において初公開すると発表した。
コンチネンタルが商用車向けに開発した最新の自動運転技術では、カメラ、レーダー、ライダー(LIDAR)などのセンサーからのデータを、これから走行するルートのプロファイルなどの追加情報と組み合わせる。これらのデータを、インテリジェント制御ユニットの「ADCU」(Assisted and Automated Driven Control Unit)が集めて評価、分析する。
これにより、複雑かつ詳細な車両周囲の環境モデルを作成。この環境モデルが、幅広い範囲の先進運転支援機能を実現するために使用され、さらなる交通安全に貢献するという。
コンチネンタルは、他の道路利用者のセンサーデータや、レーンマーク、交通標識などに加えて、車車間通信や車路間通信の「V2V」「V2X」などのコネクテッドカー技術を通じて、道路利用者が互いにコミュニケーション。異なるセンサーを組み合わせることにより、より信頼性の高く正確な車両周囲の環境モデルを提供していく、としている。
コンチネンタル、最新の自動運転技術を発表へ…車両周囲の状況を正確に把握
2018年09月18日(火) 17時28分
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