ポルシェのブランド大使を務め、元F1ドライバーでもあるマーク・ウェバーは8月6日、ポルシェ初の量産EVスポーツカー、『タイカン』(Porsche Taycan)のスペックを明らかにした。
タイカンは、コンセプトカーの『ミッションE』の市販版となる4ドアのEVスポーツカー。2019年から生産を開始する予定。現在、開発は最終段階にあると見られる。
このタイカンの開発に参画しているウェバーは今回、タイカンのスペックを明らかに。モーターの最大出力は600psを上回り、0〜100km/h加速は3.5秒以下の性能。ウェバー氏によると、0〜100km/h加速はポルシェ『911カレラGTS』よりも速く、600psのパワーは、現行ポルシェ最強の『911GT2RS』に次ぐものになるという。
またタイカンには、リチウムイオンバッテリーを搭載。1回の充電での航続は、500km以上。800V充電器に対応しており、15分でバッテリー容量の80%を充電できるという。
さらにタイカンには、電動4WDと4輪ステアを採用。ウェバーは、タイカンがEVカテゴリーのゲームチェンジャーになり得る、としている。
ポルシェ初のEV『タイカン』、911カレラGTS より速い…元F1ドライバーが試した
2018年08月08日(水) 15時30分