いすゞ ギガ(参考画像)

いすゞ自動車は8月3日、2018年4〜6月期(第1四半期)の連結決算を発表。海外市場での好調な販売などにより、増収増益となった。

2018年4〜6月期の総販売台数は前年同期比4.6%増の11万8932台だった。国内は同6.8%減の1万5473台。海外は経済が回復基調にあるタイを中心としたアジアやアフリカを中心に増加し、同6.6%増の10万3459台となった。

車両以外の商品売上高は、海外生産用部品が同5.8%増の130億円、エンジン・コンポーネントは主に中国および北米向けの出荷増により、同7.2%増の334億円。その他の売上高は、アフターセールスなどの保有事業を伸ばした結果、同5.9%増の1029億円。これらの結果、売上高は同5.2%増の4881億円となった。

損益は増収効果と費用の減少、原価低減などにより、営業利益は同32.4%増の524億円、経常利益は同28.4%増の562億円、純利益は同16.0%増の381億円となった。

通期業績見通しは、売上高2兆1400億円(前期比3.4%増)、営業利益1760億円(5.5%増)、経常利益1840億円(6.0%増)、純利益1100億円(4.1%増)とした期初予想を据え置いた。