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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2018年8月2日付

●金利上昇広く影響も、日銀緩和策修正(読売・9面)

●7月新車販売マツダ1割減、西日本豪雨影響(朝日・6面)

●還暦スーパーカブ記念モデル発売(朝日・6面)

●大手企業ボーナス平均95万円、過去最高(朝日・7面)

●ガソリン152円台10週連続(毎日・7面)

●駆け込み誘発? 発車ベルやめます、JR東が実験(産経・22面)

●8半期連続増益、4〜6月本社一次集計先行きには慎重(日経・1面)

●レクサス販売、最高に、1〜6月7%増 日中で伸びる、トヨタ(日経・12面)

●国内新車販売7月3.3%増、日産は0.3%減(日経・12面)

●物流連携異業種で拡大、サントリー、日野自など3社(日経・13面)

●森ビル社員が相乗り実験、米ライドシェアと都心で(日経・13面)

●いすゞ営業益3割増、東南アジアでも販売好調、4〜6月(日経・15面)

●マツダ、44%減益4〜6月最終(日経・15面)


ひとくちコメント

大手企業の今夏のボーナスが過去最高の支給額だったという。経団連が東証1部上場の従業員500人以上の146社を対象に調査した最終集計結果を発表したもので、妥結額は平均で95万3905円、調査を開始した1959年以来の最高額。

きょうの各紙も「夏のボーナス最高の95.3万円」などと取れり上げている。ちなみに昨年は5年ぶりに前年比マイナスだったが、今年は好調な企業業績に加え、安倍政権による「3%以上」の賃上げ要請もあって、前年比8.62%増(約7万円)の大幅に伸びたそうだ。

業種別にみると、最も高水準の業種は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの施設需要が高まる「建設」で、161万7761円。急増する外国人旅行者の消費が業績を押し上げた百貨店やスーパーなど「商業」の109万2885円、そして業績が好調だった「自動車」の106万1566円が続いたという。

経団連では「冬のボーナスも高い水準が見込まれる」と予測。懐が温かくなるのはいいことだが、使いみちが気になるところだ。

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