フォードFシリーズ

フォードモーターは7月25日、2018年第2四半期(4〜6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は149万3000台。前年同期の165万1000台に対して、9.6%減と引き続き落ち込む。

市場別では、北米が74万2000台にとどまる。前年同期の80万7000台に対して8%のマイナスと減少傾向。好景気が続いてきた米国だが、新車販売は後退局面に入ったと見られている。

一方、南米は、9万6000台。前年同期の9万3000台に対して、3.2%増とプラスを維持した。

欧州は36万7000台を販売。前年同期の37万5000台に対して、2.2%減と、引き続き落ち込む。中東およびアフリカは3万台。前年同期の2万4000台に対して、12.5%増とプラスに転じた。

また、アジア太平洋地域では、26万1000台を販売。前年同期の35万2000台に対して、26%減と大幅マイナス。7月からの輸入車関税の引き下げを前に、第2四半期は消費者の間で買い控えの動きが出ている。

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