トヨタ・カローラハイブリッド(上海モーターショー2015)《撮影 関航介》

中国汽車工業協会は7月11日、中国における2018年上半期(1〜6月)の新車販売の結果を公表した。商用車と輸出を含めた総販売台数は、1406万6500台。前年同期比は5.6%増だった。

5.6%の伸び率は、前年同期の3.8%増を1.8ポイント上回るもの。伸び率が鈍化傾向にあった中国新車販売は、再び成長に転じた。

上半期の全販売台数1406万6500台のうち、日系自動車メーカーの乗用車の販売台数は、208万5100台。前年同期比は4.8%増と、プラスを維持した。

日系自動車メーカーでは、トヨタ自動車が上半期、68万台を販売。前年同期比は9%増だった。2014年夏にモデルチェンジした主力セダンの『カローラ』と、兄弟車の『レビン』の販売が好調だった。

中国における2017年の新車販売台数(商用車と輸出を含む)は、前年比3%増の2887万9000台と過去最高。5年連続で2000万台を突破すると同時に、米国を上回り9年連続で世界一に立っている。

日産シルフィ ホンダ・シビックセダン