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日本自動車研究所(JARI)は、7月27日に国連大学(東京都渋谷区)で、自動運転などをテーマに「2018年度JARIシンポジウム」を開催する。

自動車技術とそれを取り巻く環境が大きく変化している中、自動車産業と連携する中立な研究試験機関としてのJARIの役割が高まっている。特に自動運転や、電動化といった新しい技術の波が従来の自動車技術そのものの変革を迫っており、試験・研究の取り組みにも産学官の力を結集する必要に迫られている。

このため、今回のシンポジウムでは、外部から専門家を招いてJARIが取り組むべき最新の技術動向について議論する。

産業技術総合研究所・人工知能研究センターの本村陽一首席研究員が「次世代人工知能技術〜社会実装への取り組みと産業構造変革に向けた課題〜」と題して特別講演するほか、東京農工大学工学研究院・先端機械システム部門の毛利宏教授が「自動運転の安全性基準・標準作成に向けた仕組みづくりについて」をテーマに基調講演を行う。

参加は無料だが事前登録が必要。定員は300人。