独BMWグループのMINIは7月2日、『MINIクラブマン』と『MINIカントリーマン』(日本名:『MINIクロスオーバー』)に、7速デュアルクラッチトランスミッションを新設定すると発表した。
この7速デュアルクラッチトランスミッションは、「ステップトロニック」と呼ばれるもの。ATのイージーさとMTの操作する楽しさ、また、瞬時のシフトチェンジを両立させる。燃料消費率と排出ガスの低減のため、オートスタート/ストップ機能と、アイドリング時のクルーズ機能が採用される。
この7速デュアルクラッチトランスミッションでは、トランスミッションコントローラーとMINIのナビゲーションシステムをネットワーク化。デュアルクラッチトランスミッションのコントローラーは、ナビゲーションデータを利用し、走行状況に合わせてシフトチェンジを行う。
たとえば、急カーブや十字路が前方に迫ってくると、早めにシフトダウンし、エンジンスリップトルクを減速のために利用。また、2つの高速コーナーが連続している場合は、中間での無駄なシフト操作を避け、シフトダウンした状態を維持し、コーナー出口でパワフルな加速に備えたギア比に切り換えることができる、としている。
MINI、ナビ連動で自動シフトチェンジ…2車種に7速DCTを新設定
2018年07月04日(水) 07時45分
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