ダイムラーは6月22日、メルセデスベンツ傘下のスマートのトップにカトリン・アダット氏を指名した、と発表した。
今回の人事は、スマートのアネット・ウィンクラーCEOが9月30日付けで退任することを受けたもの。ウィンクラーCEOは2010年、スマートのトップに就任。以来、販売の立て直しや、ブランドの全車電動化に向けての取り組みを加速させてきた。
スマートの新たなトップに指名されたカトリン・アダット氏は、現在46歳。1999年にダイムラーに入社し、主に営業部門で要職を務めた後、2014年から人事担当の副社長の地位にある。
スマートは、2020年から全モデルを電動化する計画。まずは欧州と米国で、ガソリンエンジン搭載車の導入を終了し、EVに一本化。その後、全世界へこの戦略を拡大する予定。カトリン・アダット氏はスマートのトップに就任する9月から、この全車電動化戦略を継承していく。
スマート、新たなトップを指名…全車電動化戦略を継承へ
2018年06月25日(月) 07時15分
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