ダイムラーの新型EV大型トラック。左からフレートライナーeカスケーダ、フレートライナーeM2

ダイムラーは6月7日、新型EV大型トラック2車種を米国で発表した。2021年から生産を開始する予定。

この新型EV大型トラックは、ダイムラー傘下のフレートライナーブランドの「カスケーダ」がベース。車名は『eカスケーダ』と命名されている。

eカスケーダには、最大出力730hpを発生するモーターを搭載。バッテリーは蓄電容量550kWhと大容量。その効果で、1回の充電での航続は、最大400kmに到達する。バッテリーは容量の8割(約320km走行分)を充電するなら、90分以内に済む。

もう1車種の新型EV大型トラックは、フレートライナー『eM2』。主に、配送業務と個人宅配サービスを対象に開発された。モーターは最大出力480hp。バッテリーは蓄電容量325 KWhで、eM2は最大約370kmの航続を持つ。バッテリーの充電は8割(約300km走行分)なら、60分以内に完了する、としている。