ボッシュは、ドイツのラジオ局「アンテナ・バイエルン」と提携し、ボッシュのクラウドベースの逆走車警報情報を、アンテナ・バイエルンのリスナーのスマートフォンに配信するサービスを開始すると発表した。
ドイツ国内だけで、年間2000件近い逆走車警報が交通無線で流されている。しかし、警報が間に合わなかったというケースが大半。逆走車の3分の1は平均して500 m程度走行したところで事故を起こし、最悪のケースでは人命が失われている。
ボッシュのクラウドベースの逆走車警報は、10秒以内に警報を発令するように設計。この警報は逆走車のドライバーだけでなく、近くにいるすべての道路利用者に向けて発信される。
今回の両社の提携により、アンテナ・バイエルンのリスナーおよそ25万人に、最新の逆走車警報を配信することが可能に。アプリは最新の交通情報で定期的に更新。両社は提携によって、致命的な事故を防いでいく、としている。
逆走車警報をリスナーのスマホに配信…クラウドベース、ボッシュが独ラジオ局と提携
2018年03月22日(木) 10時15分
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