GMは2月13日、韓国の群山工場での生産を2018年5月末までに終了し、同工場を閉鎖すると発表した。
GMは現在、世界的に不採算事業の見直しに取り組んでいる。シボレーブランド車を生産する同工場の閉鎖の決定も、その一環となる。同工場の稼働率は、過去3年間、およそ20%にとどまっていた。
GMは今回の同工場の閉鎖に関する費用として、最大で8億5000万ドル(約913億円)の減損処理が必要と試算。その費用は、2018年第2四半期(4〜6月)の終わりまでに、計上される予定。
GMは2002年以来、韓国で1000万台を生産。2017年は13万2377台を韓国で販売し、39万2170台の車両を世界120の市場に輸出している。
GM、韓国の群山工場を閉鎖へ…世界規模でのリストラの一環
2018年02月14日(水) 20時45分
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