ダイハツは11月13日、通所介護事業施設向けの送迎支援システム「らくぴた送迎」を開発したと発表した。
らくぴた送迎は、施設が保有するすべてのクルマですぐに使える、スマートフォンを活用した簡易テレマティクス。アナログで作成していることが多い送迎計画を誰でも簡単に作成することができる。作成した送迎計画は各ドライバーが持つ専用スマートフォン端末に送信。運行記録やキャンセル通知の相互連絡もスマートフォンひとつで可能となる国内初の機能を装備し、運転中の煩雑な仕事を減少することで、運転に集中できる環境を提供する。また運行記録を活用し、送迎ルート見直しや車両数の適正化など、業務の効率化をサポートする。
現在、同システムはSOMPOケアネクストなどの一部施設で実証実験を実施中。ダイハツでは今後、東京、千葉、埼玉、神奈川などの施設を対象に実証実験を拡大し、2018年度内のサービス提供を視野に検討を進める。
ダイハツ、デイサービス向け送迎支援システム「らくぴた送迎」を開発
2017年11月14日(火) 13時30分
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