開会式に先立って、会場内は華やかなスポットライトは舞った

今年で24回目を迎えた「ITS世界会議」が30日、カナダ・ケベック州モントリオール市でスタート。この会議には、世界中で発生している交通問題を最先端の通信技術によって解決を図ろうと関係する研究者たち1000人ほどが集まる。その開会式が研究者たちが見つめる中、開催された。

会場となった『Le Palais des congres de Montreal』は、カラフルかつ個性的な外観から観光地ともなっている場所。ここを基点に世界中から研究者たちが、これまで積み上げてきた研究成果を出し合って、問題の解決を図っていく。

会議の開催を告げる開会式(オープニング・セレモニー)は、予定を30分ほど遅れた午前9時からスタートした。会場は関係者の出席でほぼ満席。ファレル・ウィリアムスの軽快なリズムに乗せて映像に登場した市民たちが“Bonjour”と挨拶。その後、モントリオール市の歴史と今を紹介するビデオ映像が流され、バイオリンとチェロのデュオによる演奏。しっとりとしたムードに会場は包まれた。

まず組織委員長であるモントリオール市インフラ道路交通担当ディレクタのクロード・カレット氏が、「展示会場にはテーマとなっている“スマートシティ”パビリオンを設営し、我々は貴重な資源とエネルギーを大切にする次世代統合モビリティを用意した。モントリオールは多文化で構成された大都市で、今年で制定375年を迎えた。会議に参加する人の提案によって、安全でより良い輸送ソリューションが生まれることを期待する」と挨拶した。

その後、ITSアメリカやITSヨーロッパ、ITSアジア太平洋の各代表が登壇。ITSアジア太平洋の代表としては、日本から警察庁長官官房審議官の長谷川豊氏がモントリオール市での開催を歓迎する弁を述べた。恒例となったITS貢献に対する表彰も各地域より一人ずつが選出。セレモニーの後半は「Integrated Mobility with Urban Cities」と題したプレナリセッションへと移り、展示会場のテープカットでセレモニーは終了した。

第24回ITS世界会議は11月2日まで開催される。

まずは映像を通して、ケベック州の第一公用語で「Bonjouer」と挨拶 モントリオール市の歴史をビデオで紹介 1976年に開催されたモントリオール・オリンピックの開催も紹介された セントローレンス川に架かるジャック・カルティエ橋 ハイライトはばヴァイオリンとチェロのデュオによる演奏 モントリオール市インフラ道路交通担当ディレクタのクロード・カレット氏 警察庁長官官房審議官の長谷川豊氏 ITSジャパン専務理事の天野 肇氏(左)から記念品が贈られるマレーシア・ハイウェイ協会のDatuk Ir.Hj.Ismail Bin Md Sakkeh氏 開会式の後で開催された展示会場のテープカット 各都市の代表者を招いて、「年における完全なモビリティとは?」について話し合うプレナリセッションも開催された 大会を支えるスポンサー 会場となった『Le Palais des congres de Montreal』