スウェーデンのボルボカーズは9月22日、同社の全車電動化戦略が、国連の「グローバル・コンパクト」から認定された、と発表した。
国連のグローバル・コンパクト(UNGC)は、各企業や団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するために、世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みを指す。
2017年7月、ボルボカーズは2019年以降に発売する全ボルボ車のパワートレインを電動化すると発表。ボルボカーズのこの発表を契機に、他の複数の欧州自動車メーカーが全車電動化を打ち出すなど、大きな影響を与えた。
国連は、グローバル・コンパクトの最新レポートにおいて、ボルボカーズによる全車電動化の発表を、「画期的な電化戦略」と高く評価。国連は持続可能な発展目標を支援するために、グローバル・コンパクトに参加する企業や団体が行った行動を調査し、ボルボカーズなど10社の功績を讃えている。
ボルボカーズのサステナビリティディレクター、スチュアート・テンプラー氏は、「自動車産業はその責任に目覚めている。ボルボカーズは、電動化の未来に向けて、業界をリードするコミットメントを表明していることを誇りに思う」と述べている。
ボルボの全モデル電動化、国連「グローバル・コンパクト」が認定
2017年09月25日(月) 10時29分
関連ニュース
- ボルボ XC40、豪華仕様の限定車「プラス B3 セレクション」発売 (04月26日 08時30分)
- 【ボルボ EX30 新型試乗】デザインのために操作系が犠牲になるのは正しいのか…諸星陽一 (04月21日 12時00分)
- 【ボルボ EX30 新型試乗】走りはピカイチ、だが“安全のボルボ”に相応しくないのは…河村康彦 (04月14日 10時00分)
- 【ボルボ EX30 新型試乗】自宅に持ち帰りたいほど秀逸だったのは「音」…島崎七生人 (04月01日 21時00分)
- ボルボカーズ、ディーゼル車の生産を終了…2030年にEVメーカーへ (03月28日 13時00分)