スズキは、「エンジン集合包装仕様改善」が日本包装技術協会が主催する「2017日本パッケージングコンテスト」のジャパンスター賞「経済産業省製造産業局長賞」を受賞したと発表した。
受賞した「エンジン集合包装仕様改善」は、日本で生産したエンジンを海外へ輸出する際、部品輸送で広く普及している繰り返し使用可能な汎用のリターナブルラックに、段ボール材をエンジン固定の受け材として組み合わせた新しい包装荷姿を開発したもの。包装は王子コンテナーと共同開発した。
従来、エンジン輸送専用のリターナブルラックを使用し、生産変動によってラックが不足した場合、使い捨てのエンジン専用スチールケースを使用していた。エンジン専用スチールケースは割高で製作日数も長い。
汎用リターナブルラックと安価で短期間で製作可能な段ボール材を活用した包装荷姿を採用することで、使い捨てのエンジン専用スチールケースよりもコストを低減、生産変動にも柔軟に対応することが可能となった。
日本パッケージングコンテストは日本包装技術協会が主催する包装におけるデザインからロジスティクスまで、その年の包装の最高峰と優秀群を決定するもので、毎年開催されている。
スズキがパッケージングコンテストで受賞…経済産業省製造産業局長賞
2017年08月31日(木) 06時15分
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