米国の自動車最大手、GMは8月16日、カナダのトロント証券取引所(TSX)において自主的に普通株式の上場廃止を申請し、承認されたと発表した。
今回の発表は、カナダのトロント証券取引所におけるGMの株式の取り引きが、減少傾向にあることを受けての対応。カナダのトロント証券取引所では11月30日をもって、GMは上場を廃止する。
その一方、GMは米国ニューヨーク証券取引所(NYSE)における上場は維持。トロントでの上場を廃止して、ニューヨークに一本化する。
GMは、「ニューヨーク証券取引所への上場で、株主に充分な流動性を提供していることを考えると、2か所での上場維持に関連する費用は、もはや正当化されないと考えている」と説明している。
GM、カナダで自主的に上場廃止…米ニューヨークに一本化
2017年08月18日(金) 14時30分
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