いすゞ自動車は6月29日、大型トラクタ『ギガ』のブレーキリレーバルブに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2016年7月15日〜8月26日に製造された233台。
ブレーキリレーバルブにおいて、ブレーキ圧を計測する圧力センサの製造が不適切なため、ICチップがセンサ基板から剥離するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ブレーキエア圧を正しく計測できず、最悪の場合、後軸左右の制動力に差異が生じ、走行安定性が損なわれるおそれがある。
改善措置として、全車両、ブレーキリレーバルブの製造番号を点検し、対象となるものは良品に交換する。
不具合および事故は起きていない。他社からの情報により発見した。
【リコール】いすゞ 大型トラクタ ギガ、ブレーキ不具合で走行が不安定になるおそれ
2017年06月29日(木) 18時17分
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