米国の自動車最大手、GMは4月28日、2017年第1四半期(1〜3月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は234万3773台。前年同期比は1.4%のマイナスだった。
国別の実績では、中国が91万3442台を販売し、引き続きGMの最量販市場に。しかし、前年同期比は6.4%減と後退する。小型車に対する減税の縮小の影響を受けた。
これに続いたのは、地元の北米。第1四半期は81万5688台を販売。前年同期比は2.1%増と堅調だった。好景気とガソリン価格の下落により、SUVやピックアップトラックといった大型車の販売が伸びている。
3位は欧州で、前年比2%増の32万0481台。南米は14万7540台を売り上げ、前年同期比は10.8%増と回復。その他の世界市場では第1四半期、5.8%減の14万6622台を販売した。
ブランド別では、シボレーが前年同期比0.9%増の92万3870台。オペルは2.6%増の31万5205台を売り上げた。キャデラックは25.5%増の7万8528台と好調。
GMの2016年の世界新車販売台数は996万5238台。前年比は1.3%増と、4年連続で販売記録を更新している。
GM世界販売、1.4%減の234万台 第1四半期
2017年05月02日(火) 07時00分
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