by 島崎七生人 on 2025年02月17日(月) 12時00分
“クロスオーバー”の名が与えられたこの『クラウン』。すでに街中でもお馴染みのクルマだが、意外や運転席にベテランと思しきオーナーが乗っている場合も多く、昔のVANのキャッチコピーではないが“young at heart”な人が少なくないことが伺える。
よく見ると“スポーツ”とはフロント回りのデザインは別物。ごく個人的にはフード、リヤ回りがブラックの塗り分けとなるバイトーン(2トーン)より、全体がボディ色1色のモノトーンのほうが、スッキリ・・・
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by 島崎七生人 on 2025年02月16日(日) 17時00分
今に繋がるマツダのSUVの起点と言えるのが、1991年に誕生したこの『プロシード・マービー』。スポーツ・ピックアップなどと呼ばれた4人乗りのキャブプラスをベースに派生したモデルだった。
ピックアップの特徴的だった3000mmのロングホイールベースはそのままに、7人乗りのワゴンボディに仕立てたのがこのプロシート・マービー。今の感覚からすると全幅こそ1720mmに留まるも、全長にかけては4950mmと堂々としたもの。
ボディは後部まで一・・・
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by 島崎七生人 on 2025年02月16日(日) 09時00分
実用車の鑑、走る質実剛健、王道……。これまでそんな風に数えていないが数えきれないほど書かせてもらってきた『ゴルフ』が“8.5”へと進化した。今年、日本において誕生50周年、これまでに100万台以上が販売されたのだそうだ。
外観でわかるのはフェイスリフトを受けてフロントまわりのデザインが一新された点。じっくりと“8”と見較べると、よりシンプル指向に改められたことがわかる。
一方でリヤもテールランプが輪郭は同じだが中身が変わった。8から・・・
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by 島崎七生人 on 2025年02月14日(金) 19時00分
“スポーツ”の名が与えられたこの『クラウン』。フェラーリ『プロサングエ』風に見えなくもない、クラウンとしては弾けたダイナミックな造形は、何度見(?)してもとにかくインパクトは絶大。
改めて見ておくと、“クロスオーバー”と較べると、全長は210mmも短く、ホイールベースも80mm短い。トレッドは前後とも共通だ。その凝縮感を助長するのが抑揚に溢れたボディ面で、とくにリヤフェンダーの力感は国産車の中でも有数。デザイナーの力作であり、ユーザー・・・
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by 島崎七生人 on 2025年02月09日(日) 18時00分
トヨタを代表する『クラウン』は、今年で初代登場から実に70周年を迎えた。そこで今回は、イラストと写真で構成された手元にある当時のリーフレットで、1955年1月発売の初代RS型をご紹介してみたい。
独自の純国産技術だけで完成したのがRS型・初代トヨペット・クラウン。エンジン以外はすべて新設計とし計画から製品化まで3年を費やしたクルマだったという。それまでのトラックと共用していたシャシーも乗用車専用に開発。フロントサスペンションには日本で・・・
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by 島崎七生人 on 2025年02月05日(水) 20時00分
カタログの訴求色にもなっている「グレープイエロー」はまさしく元気を与えてくれるシトラスカラーで、試乗中、飼い主(筆者)ともどもシュン(柴犬・オス・この2月で3歳になる)も、心なしか朗らかな表情で乗っていた。
試乗車の「R-Line」は、専用のエクステリア&インテリアが与えられ、決して大袈裟ではないがシャープで小気味いい印象。ホイールも表面の仕上げこそ時流に乗った切削と艶アリ黒(広報車返却時の洗車の際、どれだけ拭き上げに苦労する・・・
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by 島崎七生人 on 2025年02月02日(日) 12時00分
「ノマド」の名が最初に使われたのは1990年9月のこと。ただしそれは『ジムニー』ではなく、当時の初代『エスクード』のバリエーションとして設定された5ドア・シリーズとして登場。「ノマド=遊牧民」と、いかにもそれらしい車名が与えられての登場だった。
1988年にハードトップとして登場した3ドア(TA01)に対して5ドアのノマドは、ホイールベースは280mm長い2480mm、全長は415mm長い3975mmの設定で、全高も15mmほどノマド・・・
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by 島崎七生人 on 2025年01月26日(日) 15時00分
今のようなSUVがトレンドの王道となる前、クロスオーバー車が各社から登場した。今回は“クロス○○”のモデル名で呼ばれたフォルクスワーゲン(VW)各車を取り上げてみたい。
◆クロスポロ
4代目『ポロ』時代の2006年9月に登場したVW初のクロスオーバー車。欧州では丸目の前期型で「ポロ・ファン」として投入、日本市場へは2005年にマイナーチェンジを受けた後期型をベースに『クロスポロ』として登場。
当時の1.4リットルモデルより最低地上高・・・
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by 島崎七生人 on 2025年01月19日(日) 17時00分
VW『パサート』は、2代目に当たるモデルが日本市場ではセダンの『サンタナ』(日産のノックダウン)として投入された。その後継車として1988年に登場したのが、パサートとしては3代目となるモデル。セダンとともに、ワゴンボディのヴァリアントが用意された。
初代、2代目(サンタナ)は同世代のアウディ『80』をベースとしたのに対して、この3代目は型式が同じ「B3」ながら、アウディ80はそれまでと同じエンジン縦置きを踏襲していたが、パサートでは横・・・
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by 島崎七生人 on 2025年01月13日(月) 12時00分
もともと1980年登場の『クオーレ』の商用版として誕生したのが『ミラ・クオーレ』。さらに1982年に『ミラ』と改名後、1983年に4WDとともに登場したのが最初のターボ。「ペパーミント・ターボ」と謳い、41ps/5.7kgmを発する2気筒エンジンを搭載した。
そして1985年8月にモデルチェンジを実施し、2代目に進化。この時に登場したのが「Turbo TR」。エンジンは新開発の3気筒EB-20型で、最高出力52ps/6500rpm、最・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]