by 中村 孝仁 on 2019年03月20日(水) 12時00分
◆ミニバンなのか?それともSUVなのか
メーカーの人に、「このクルマのライバル、あるいは仮想敵は何ですか?」と尋ねたら、「基本的にライバルはいないと考えています」との返事が返ってきた。果たしてこのクルマはミニバンなのか?それともSUVなのか。
とにかくまず最低地上高が185mmもある。一般的なミニバンと比べて25〜30mmは高い。おかげで乗降には足元を確認しないとならない。勿論駆動方式は4WDしか設定がない、という二つの理由だけでも・・・
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by 中村 孝仁 on 2019年03月18日(月) 14時00分
今回で10回目を迎えたスバルテックツアー。その内容は多岐にわたり、時には飛行機に乗せてもらったり、古いスバルを堪能したりと様々。今回は総合雪国性能を試すべく、山形を200kmにわたって走った。
総合雪国性能と言われても、雪国育ちでも雪国生活者でもない僕にとっては無関係…みたいな思いが正直なところあったのだが、改めて丸1日こうしたところを走ってみると、いやいや、雪のない都会生活者にとっても有難い装備や走りの良さが実感できるものだと感じた・・・
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by 中村 孝仁 on 2019年03月12日(火) 12時00分
◆BMWジャパンはインポーターではない
BMWで『3シリーズ』を担当するブランドマネージャーの御館康成氏が「BMWジャパンはインポーターではなくブランチオフィスです」と、試乗会の説明で話してくれた。それ何?で、試乗前にまずはその点について尋ねてみた。
「インポーターというのは既に生産されたクルマを輸入するだけの業務をすることです。でもブランチオフィスでは開発段階からそこに参画し、市場の要望を取り入れて頂き、市場に合ったクルマ作りまで・・・
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by 中村 孝仁 on 2019年03月11日(月) 11時30分
◆見るからにただならぬ存在感
『RS4』って、昔はセダンもあったよな?って、中古車市場を調べてみたらやっぱりある。でも今はワゴン版の『RS4アバント』だけ。とびっきり速いワゴンである。
そもそも、新しいRS4アバントは2.9リットルV6ターボを搭載して、450ps、600Nmという途方もないパフォーマンスを持っている。それに見た目だってどうだ!メーカーが合法的にシャコタンを作ったか?って思うほどベッタリと地面に張り付いた印象である。・・・
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by 中村 孝仁 on 2019年03月08日(金) 12時00分
ご存知ないかもしれないが、ジープというブランドは今や全世界で年間100万台を販売するメガブランドである。日本でも年間販売台数は1万1000台を超え、輸入元のFCAジャパンの年間販売におけるほぼ半数をジープが占める。
それだけではない。各セグメントにおいてもほぼすべてのモデルがトップ6に入る健闘を見せているのだ。実は唯一『チェロキー』の台数が、調べてもらった時は出ていなかった。それは2018年10月にビッグマイナーチェンジをして現在に至・・・
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by 中村 孝仁 on 2019年03月06日(水) 12時00分
◆アルファロメオのディーゼル、実は…
アルファ初のSUVとして『ステルヴィオ』がデビューしたのが2018年。『ジュリア』譲りの尖がった性格は、アルファファンには堪えられないものである反面、あまり一般受けはしないだろうというのが、偽らざる感想だった。
そして2019年の第1弾として、FCAジャパンはそのステルヴィオにディーゼルエンジンを搭載してリリースした。日本市場におけるアルファのディーゼルモデルはこれが初めて。このエンジン、即ち2・・・
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by 中村 孝仁 on 2019年03月02日(土) 12時00分
◆マツダ流「ライトサイズ・ターボ」
マツダの常務執行役員・シニア技術開発フェローである人見光夫氏。マツダエンジンのボスだ。この方以前から持論としてダウンサイジングターボは効率が悪いからダメ…と我々に公言してきた。ダウンサイズがダメなら何がいいのか?それはライトサイズ、つまり適正なサイズのターボだと。その結論として出てきたのが2.5ターボなのであろう。
『CX-5』用のガソリンエンジンは、すでにNAで2リットルと2.5リットルが用意さ・・・
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by 中村 孝仁 on 2019年02月28日(木) 20時00分
◆英国ブランドの血統とAMGエンジン
イギリスのブランド、ベントレーは、かつてベントレーボーイズと呼ばれた裕福なプライベートドライバーによって、ルマン優勝を含む数々の功績を残し、彼らがベントレーのブランド価値を引き上げた。アストンマーティンという同じイギリスのスポーツカーブランドにも、そうしたイギリスらしい伝統というか血脈があるのかもしれない。
そもそもアストンマーティンの成り立ちからして、レースに熱心な伯爵の援助によって誕生したブ・・・
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by 中村 孝仁 on 2019年02月24日(日) 08時00分
◆ランボルギーニ的な部分は希薄になったが
ランボルギーニというブランドは、過去にもSUVを作った経験のあるスーパーカーブランド。少なくともイタリアのスーパーカーブランドとしては唯一無二の存在だ。
その過去に作ったモデルの名は『LM002』。実際に販売され、『カウンタック』用のV12もしくはオフショア用パワーボートに使われていた7.2リットルV12が搭載されていた。日本にも数台が導入され、元阪神タイガースの新庄剛志選手が乗っていたこと・・・
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by 中村 孝仁 on 2019年02月21日(木) 21時30分
ジープを輸入するFCAジャパンが、北海道で雪上試乗会を開催した。持ち込んだクルマは『レネゲード』を除くジープ全モデルと、アルファロメオのSUV『ステルヴィオ』。改めて雪上におけるジープの強さとある衝撃の事実を知ることになった。
◆実はセグメントでダントツのベストセラー
ある衝撃の事実とは、『グランドチェロキー』のことである。現行グランドチェロキーは、コードネームWK2と呼ばれる第4世代のモデル。投入されたのは実に2011年だから、・・・
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50プリウスから、2モーター(MG1, MG2)になったので、走行速度、...[ 続きを見る ]