by 小川勤 on 2024年09月28日(土) 18時30分
ドゥカティの2025年モデル『パニガーレV4S』は、エンジン性能向上と電子制御の進化を遂げ、扱いやすさが向上した。新しいシャシー技術により、高速での安定性やコーナリング性能も改善されている。イタリアのローマ郊外にあるヴァレルンガサーキットで、モーターサイクルジャーナリストの小川勤が試乗した。
◆「パニガーレV4S」3つの進化に注目
最終コーナーを2速で立ち上がり、スロットル全開のまま、右、左に切り返しながら5速までシフトアップ。軽くブ・・・
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by 小川勤 on 2024年09月26日(木) 20時00分
◆ここまで質感の高いスポーツバイクは思いつかない
モデルチェンジしたばかりのヤマハ『MT-09 SP』に対面して驚いたのは、圧倒的な質感。頭の中でいろいろなバイクを思い浮かべるものの、900ccクラスのバイクでここまで質感の高いスポーツバイクは思いつかない……。
前モデルと車名は同じ、しかしデザインのまとまりやディテールのクオリティは飛躍的に向上している。これまで『YZF-R1』や『MT-10 SP』などに与えられていた質感を、MT-・・・
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by 小鳥遊レイラ on 2024年09月15日(日) 12時00分
ヤマハ発動機が開発したクラッチレバーとシフトペダルがない新たな自動変速トランスミッション「Y-AMT(Yamaha Automated Transmission)」。その「Y-AMT」が搭載された『MT-09』に、9月30日の発売を前に袖ヶ浦フォレストレースウェイで試乗することができた。「Y-AMT」とは一体何なのか? そのフィーリングとは。
モータースポーツ女子“ことりちゃん”こと小鳥遊レイラが試乗レポート。
◆クラッチレバーもシ・・・
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by 伊丹孝裕 on 2024年09月14日(土) 12時00分
スズキは、250ccクラスのアドベンチャーモデルとして、『Vストローム250』(66万8800円)と『Vストローム250SX』(56万9800円)の2機種をラインナップしている。ネーミングは似ていても、エンジンも車体もまるで異なる2台を乗り比べると、どんな違いがあるのか。
モーターサイクルジャーナリストの佐川健太郎と伊丹孝裕が、それぞれの魅力を語る。
◆250と250SXは「どこも似ていない」
佐川健太郎(以下、佐川):Vストローム・・・
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by 青木タカオ on 2024年09月09日(月) 20時00分
◆クラッチ操作がなければ面白くない!?
クラッチレバーとシフトペダルが備わっていないヤマハの新型『MT-09 Y-AMT』に乗った。クラッチレバーの操作解放され、ますますスポーツライディングの奥深さを味わうことができ、よりアグレッシブにコーナーを攻めれるではないか!
パワフルなトリプルエンジンを軽い車体に積む新型『MT-09』をベースにしているから、0→400mのダッシュは10.9秒。その加速力を存分に楽しんだが、なんとってもコーナリ・・・
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by 伊丹孝裕 on 2024年09月08日(日) 08時00分
◆すっきりシャープなスリム型。そして、イケメンな「SX」
前回記した『Vストローム250』の試乗記では、その有り様を「よそはよそ。うちはうち」という昭和のおかん的スタンスで作られている、と評した。そんなVストローム250は2017年に誕生し、以来、言われても気づく人は少ない「髪、切った?」くらいの微妙な仕様変更で今に至っている。
Vストローム家の末っ子として、のびのびと育っていたわけだが、2023年夏、おかんが突然連れてきた弟が『Vス・・・
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by 伊丹孝裕 on 2024年09月05日(木) 21時00分
◆「Vストローム250」に宿る確固たる信念
「よそはよそ。うちはうち」というのは、昭和のおかんが子どもに放った常套句である。ほとんどの場合は、しょーもないもののためにびた一文出したくない、おかんのケチさゆえの言葉だが、まれに確固たる信念がそこにあったりする。『Vストローム』さん家の「250」には、その意味で後者が宿っている。
なにせ、他に比肩するモデルがない。エンジンは2気筒で、軽さよりもどっしり系で、ホイール径は前後とも17インチ。・・・
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by 佐川健太郎 on 2024年08月29日(木) 12時00分
スズキ『Vストローム250SX』は、2023年に国内投入された軽量アドベンチャーモデルである。SXとはスポーツクロスオーバーの意味。街乗からオフロードまで幅広いステージで活躍できる守備範囲の広さを表したネーミングだ。スズキの同クラスにはすでに定番の『Vストローム250』があるが、双方の違いにも触れつつSXの魅力を探ってみたい。
◆「SX」のネーミングに納得のスペック&装備
SXには『ジクサー250』系の油冷単気筒エンジンが搭載されてい・・・
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by 佐川健太郎 on 2024年08月27日(火) 20時00分
◆GSX250Rをベースにした優れた走行性能、ラインナップも充実
スズキ『Vストローム250』は軽量クラスを代表するアドベンチャーツアラーである。登場が2017年ということで、すでにロングセラーの定番モデルとなった感がある。それだけ完成された人気モデルということだ。
「Vストローム」シリーズには現在V型2気筒エンジンを搭載した大型モデルの1050と650、昨年デビューした並列2気筒の800があり、その末弟となる250クラスにも新たに2・・・
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by 伊丹孝裕 on 2024年08月21日(水) 12時00分
『GSX-8S』と兄弟関係にあるフルカウルのスポーツモデル『GSX-8R』に試乗。アグレッシブな見た目とは裏腹に、そのエンジンフィーリングやハンドリングは、日常使いからツーリングまで難なくこなすオールラウンダーだった。
明確に手応えがあるというか、握り甲斐があるというか、クラッチレバーの操作力は重めで、調整機構もない。最初にネガティブなポイントとして指摘しておきたいのはそれくらいで、あとはひたすら爽快な時間をもたらしてくれたモデルが、・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]