
アストンマーティンとシングルモルトスコッチウイスキーのグレンフィディックは、米カリフォルニアで14日に開幕した「モントレーカーウィーク2025」において、グローバルパートナーシップを発表した。
今回の提携により、グレンフィディックはアストンマーティンの公式ウイスキーパートナーとなる。両ブランドは卓越性の追求という共通理念の下で協力し、クラフトマンシップとイノベーションを結集した製品と体験を提供する。
パートナーシップの正式発表はカリフォルニアのモントレー・カー・ウィークで行われ、アストンマーティン・ハウスにて両社のコラボレーションに祝杯を交わした。
パートナーシップを記念して、グレンフィディックは特別な1976年製シングルモルトウイスキーを発表。このウイスキーは48年間熟成され、モルトマスターのブライアン・キンズマンによって厳選された極めて希少な逸品という。
1970年代はグレンフィディックの近代化の始まりを画す重要な時代で、ボトルに象徴的な鹿の頭を採用し、新しい蒸留所を建設した。同時期にアストンマーティンもデザインとパフォーマンスを再定義し、ブランドに長期的影響を与える先進的なコンセプトを導入した。
1976年製シングルモルトは最初にレッドベリーの甘さが香り、バターペストリー、やわらかなスパイス、シャーベットの香りも感じられる。口に含むとドライオークのタンニン、甘煮の果物、焦がした木の味わいが複雑な層を成し、フィニッシュでは甘いオークスパイスが長く余韻を残す。
モントレーカーウィーク2025の「アストンマーティン・ハウス」では、厳選されたウイスキーのテイスティング体験を開催。そこではアストンマーティンの初のプラグインハイブリッドスーパーカー『ヴァルハラ』が主役だ。
「グレンフィディック1976」(アルコール度数48.8%)は世界限定50本で、The Distillers Libraryおよびグレンフィディック蒸留所のみで販売される。この希少なヴィンテージは、両ブランドの比類ないクラフトマンシップに対する永遠の賛辞を象徴している。


