ゼンヴォ・オートモーティブのハイパーカー『オーロラ』《photo by Zenvo》

デンマークのゼンヴォ・オートモーティブは、開発中のハイブリッドV12ハイパーカー『オーロラ』の第一号車を、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2025でデビューさせる。

同社は技術基盤の強化を図るため、自動車用潤滑油の専門企業であるカストロールとの新たな技術提携を締結した。この提携により、125年にわたって蓄積されたカストロールのエンジンオイルと潤滑油に関する知識と経験を活用し、高性能分野での成功実績を持つ同社の専門技術を導入する。

オーロラは全く新しいハイブリッド化されたクアッドターボV12パワートレインを搭載し、エンジンから1250hp、軽量電気モーターから最大600hpを発生する。この統合と工学技術により、妥協のない方法でパワーを提供することがオーロラの鍵となる。

開発プログラムは、公道での魅力的で満足度の高いドライビング体験の提供と、サーキットでの最高レベルのパフォーマンス発揮の両立に焦点を当てている。

カストロールの専門技術は、全ての運転シナリオにおいて効率性と性能のバランスを取り、最適化された結果レベルを確保するために不可欠、としている。

ゼンヴォが開発中のハイパーカー『オーロラ』とアルコン製ブレーキ《photo by Zenvo Automotive》 ゼンヴォが開発中のハイパーカー『オーロラ』とアルコン製ブレーキ《photo by Zenvo Automotive》