
ロイヤルエンフィールドは、『ゲリラ450』をベースにした新型フラットトラック専用バイク「FT450」を開発し、2025年に英国で開催する「スライドスクール」で使用すると発表した。
スライドスクールは、ダートクラフトとゲイリー・バートウィッスルが主催するフラットトラック技術習得プログラムで、英国のレスターとケントで開催される。参加者は経験レベルに関係なく、ダートオーバルでのスライディング技術を基礎から学ぶことができる。
指導を担当するのは、ダートクラフトの創設者で英国・欧州フラットトラック選手権の複数回チャンピオンのゲイリー・バートウィッスル氏。初心者でも参加可能で、バイクスキルと自信を段階的に向上させてくれる。
FT450は、ゲリラ450の新型液冷シェルパエンジンを搭載し、フルシステムエキゾーストとFuelXによってダート走行に特化したスロットルレスポンスを実現している。カスタムハブ、18インチホイール、専用ハンドルバーを装備し、スライド時の操作性を向上させている。
FT450は一般販売されないが、ベースとなるゲリラ450には「フラットトラックGMAパック」として、サンプガード、ラジエーターガード、バーエンドミラー、ベンチシートなど総額697ポンド相当のアクセサリーが用意されている。
ゲリラ450は新開発のシェルパ450エンジンを搭載し、最高出力40hp、最大トルク40Nmを発生する。価格はスモークシルバーで4850ポンドからとなっている。
スライドスクールの予約は現在受付中で、コース修了者には「レースエクスペリエンス」デイへの参加機会も設けられる。



