
『CARトップ』11月号(発行:交通タイムス)の表紙には「ぶっちゃけEVってど〜なの!?」との煽り文句が、ドンっと書かれる。1本の特集記事ではないのだが、多数のEVが掲載され、EVの現状を垣間見るリッチな1冊となった。
「EVの普及は踊り場……なんて言われていますが、最新モデルは続々登場。高速道路のSA/PAを中心に、充電環境もどんどん良くなっています」と『CARトップ』編集部は背景を説明する。11月号では話題のEV10台に試乗した。
日産『アリアNISMO』ほかミドルサイズのスポーティEV4台の比較試乗:「EVにドライビングプレジャーはあるか?」、新型『MINI クーパー』のEVモデルvsライバル:「推せるBEV / 日本市場に一石」、注目の軽バンEV『N-VAN e:』の試乗記:「EV化で軽バンの走り激変!!」などオススメ。新登場のフィアット『600e』やヒョンデ『アイオニック5N』もフォローしている。
EVではないが、ホンダ『N-BOX JOY』の登場で激戦が予想されるアウトドア系スーパーハイトワゴン軽自動車のまとめも、興味のある人には役に立つ記事だろう。スズキ『スペーシアギア』、ダイハツ『タントファンクロス』、三菱『デリカミニ』、どれを選ぶか?
そうはいっても『CARトップ』読者が好きなのはエンジン車のようで、ドリキン土屋圭市がホンダのスポーツカーを振り返る「峠讃歌」、S耐仕様『BRZ』の試乗、トヨタ『ノア』でのラリー参戦(!)などの記事がアツい。ノアのラリー参戦は巻頭記事だ。



