アルピーヌA119Rルマン《写真提供 アルピーヌ・ジャポン》

『カーセンサーEDGE』の西村泰宏編集長が問いかける。「愛車の性能を限界まで引き出したことがあるオーナーは、一体どれくらい存在するだろうか」と。昨今は、限界性能を合法的に試すことができる場所がない、とも言う。夜中に峠を攻める時代ではない。

ドライバーは車との限界ギリギリの対話を諦めなければならないのだろうか? サーキットがあるじゃないか! ということで、『カーセンサーEDGE』11月号(発行:リクルート)の特集は「サーキットで車を開放せよ / 全開走行! アクセルON!!」。

高性能化にもかかわらず、多くの人が愛車のスペックを持て余している今、スポーツモデルで全開走行を楽しむ。サーキットで車本来の性能を解放しよう、というのが特集の趣旨になっている。

『カーセンサーEDGE』が推奨する走りのモデルは、パーツ交換やチューニングをしなくともドライビングの楽しめる、“生まれつき運動神経の良い”車だ。1〜2か月に一度サーキットに通えば、その道のプロが乗っても楽しく、初心者は正しいドライビングが身につくような車だとする。

特集は「年5〜10回以上スポーツ走行を楽しみたい人に最適な車はこれだ!」、「年に数回興奮と遊びたい人にFRクーペを推す理由」、「年に数回安定性能を楽しみたい人にはAWDで性能開放」と、サーキットの楽しみ方に合った車を推薦する。

さらに特集は「走れるスーパーカー選びのベストバイ」、「走る・曲がる・止まるをカーシェアで実践!?」、「等身大で楽しむ走れるクルマ」、「ネオクラシックで駆ける」、「モータースポーツ100%」と続く。

トヨタGRスープラ《写真提供 トヨタ自動車》 ポルシェ718ケイマン《写真提供 ポルシェ・ジャパン》 『カーセンサーEDGE』11月号《発行 リクルート》