三菱自動車工業は3月5日、新型1トンピックアップトラック『トライトン』と新型コンパクトSUV『エクスフォース』が、iFデザインアワード2024のプロダクトデザイン分野で受賞したと発表した。
この賞は、ドイツ・ハノーバーに本拠を置くiF International Forum Designが主催し、70年以上にわたり優れたデザインを表彰している。
iFデザインアワード2024では、世界132名の専門家が72カ国・地域からの約1万1000件の作品を審査。アイデア、フォルム、機能性、差異化、インパクトの5つの基準で評価された。三菱自動車デザイン本部の渡辺誠二本部長は「世界で最も権威のあるデザインアワードでの受賞は大変光栄」とコメントし、「新型トライトンの勇猛さや新型エクスフォースの軽妙さを表現したデザインが評価された」と述べた。
トライトンは、1978年に発売された『フォルテ』をルーツに持ち、5世代にわたり約570万台を生産し、世界約150カ国で販売されている三菱自動車の世界戦略車だ。力強さと堅牢さを兼ね備えたデザインが特徴で、インテリアでは操作性と堅牢さを追求している。
いっぽう新型エクスフォースは、コンパクトながら快適性と実用性を両立し、多様な路面での走破性を実現するコンパクトSUVだ。スタイリッシュでありながら本格SUVらしさを表現したデザインが採用されており、インテリアには先進的なデザインが取り入れられている。
なお、トライトンは一部の国・地域では『L200』の車名で、エクスフォースは日本国外市場のみで販売されている。
三菱『トライトン』と『エクスフォース』に iFデザイン賞
2024年03月05日(火) 18時30分
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