小山田桜台2-2団地に設置した3kWのEV充電器《写真提供 Terra Charge》

テラチャージ(旧テラモーターズ)は2月16日、東京都町田市の小山田桜台2-2団地に3kWのEV充電器を3口設置し、入居者がEVを利用しやすい環境を整備したことを発表した。団地へのEV充電器設置はテラチャージにとって初の事例だ。

世界的にEV化が進む中、充電インフラのニーズも高まっている。しかし、集合住宅では充電インフラの導入に際して、初期費用やランニングコスト、電気代などの費用負担の衡平性を保つことが課題となっていた。テラチャージは、これらの導入障壁を解消するため、初期費用とランニングコストが無料の充電インフラサービスを提供している。

同社のサービスには、課金・管理機能があり、24時間365日のカスタマーサポートを提供。また、充電器が日本製のためアフターメンテナンスにおける部品欠品リスクが少ないという特徴がある。これらの点が、集合住宅での採用決定に大きく寄与したようだ。

「Terra Charge」は、モバイルアプリを通じて利用できるEV向けの充電サービスで、利用登録から充電スポット検索、充電器の利用、料金決済までが可能だ。

今回設置された充電設備は、居住者専用。

EV充電器を設置した東京都町田市の小山田桜台2-2団地《写真提供 Terra Charge》 Terra Charge《写真提供 Terra Charge》