ダイハツ・アイラ《photo by Daihatsu》

ダイハツ工業(Daihatsu)のインドネシア子会社のアストラ・ダイハツ・モーターは、インドネシア向け車両の出荷を再開した。インドネシアで製造・販売する全てのダイハツ車について、品質や安全性に問題がないことを、現地当局と確認した、としている。

アストラ・ダイハツ・モーターによると、ダイハツ車は現地で適用される規制をすべて満たしている。また、インドネシア政府当局との調整も、継続して行っている。ダイハツの顧客は、これまで通り安全かつ快適に車両を利用できるという。

アストラ・ダイハツ・モーターは、インドネシア最大の生産能力を持つ自動車メーカーとして、品質と安全性を最優先しながら、顧客に最高の製品を提供することを目指している。認証プロセスに関しても、インドネシアにおけるホモロゲーションプロセスを担当する政府当局と充分な調整を行っている。アストラ・ダイハツ・モーターの国内生産は、インドネシアの市場ニーズを満たすため、通常通りの操業を続ける。

ただし、インドネシア政府の指示に従い、アストラ・ダイハツ・モーターの輸出市場向け生産は、輸出先の国の当局からの確認が取れるまで、一時的に停止されている。アストラ・ダイハツ・モーターは、計画通りの輸出需要を満たすことができるよう、早急に確認を取る予定、としている。

ダイハツ・セニア《photo by Daihatsu》 ダイハツ・シリオン《photo by Daihatsu》