カーナビタイム、Android Automotive OSに対応《写真提供:>ナビタイムジャパン》

ナビタイムジャパンは10月2日、「カーナビタイム」にて、日本国内専用のカーナビアプリ初となる「Android Automotive OS」への対応を開始した。

Android Automotive OSは、Googleが提供する車載情報機器向けOS。アプリをスマートフォンではなく、自動車に組み込まれたAndroidベースのインフォテインメントシステムに直接インストールして利用できる。

今回の対応により、Android Automotive OS搭載車にて、車載システム内の「Google Play」でカーナビタイムアプリをダウンロードすることでカーナビタイムが利用可能となる。目的地を設定すると、推奨/高速優先/無料優先ルートでナビゲーションが可能。今後、地図データのダウンロードにも対応し、オフラインでのルート案内も可能になる予定だ。

本機能は、プレミアムプラスコース会員および住宅地図プラスコース会員向けの機能。スマートフォン上のカーナビタイムにて会員登録をして発行した「NAVITIME ID」で、車載システム側でログインすると、アプリを利用できる。

カーナビタイムでは、2018年9月から「Apple CarPlay」に、2021年6月から「Android Auto」に、それぞれ国内専用カーナビアプリで初対応。車載ディスプレイの大画面に最適化されたUIで、視認性や操作性の高いカーナビゲーション利用環境を提供できるよう、開発を進めてきた。今後もAndroid Automotive OSの機能拡充や利用状況に合わせて、サービスや機能の拡充に努めていく。

カーナビタイム《写真提供:>ナビタイムジャパン》