日野リエッセII《写真提供:日野自動車》

日野自動車はエンジン認証不正問題で販売停止となっていた小型バス『リエッセII』を一部改良し、3月15日より販売を再開した。

リエッセIIは当初、日野自動車が開発した小型ディーゼルエンジン「N04C」を搭載予定だったが、同エンジンの不正が発覚。改良モデルの発売が遅れていた。今回の一部改良ではトヨタ自動車開発の1GD-FTVディーゼルエンジンを搭載し、新しく導入される燃費試験方法であるJH25モードでの燃費表示に対応している。

また、ドライバーに異常が発生した際、ドライバー自身が非常ブレーキスイッチを押すか、同乗者が非常ブレーキスイッチを押すことで車両が減速して停止するドライバー異常時対応システムや、オートマチックハイビームを全車に標準装備し、安全運転をサポートする。

価格は25人乗りのGXグレードが761万7500円、LXグレードが707万9600円。