ホンダ XL750トランザルプ《写真提供 本田技研工業》

ホンダは、大阪・東京・名古屋で開催される「モーターサイクルショー」にて、国内初公開となる大型アドベンチャーモデル『XL750トランザルプ』と電動二輪車『EM1 e:』を出展する。

車両展示はXL750トランザルプとEM1 e:を中心に、市販予定車の『CL250』『CL500』や、最新モデル『レブル1100T』など合計38台を出展。コミューターからファンモデルまで網羅するホンダの豊富なラインアップを多彩な展示手法で紹介する。

今回のブーステーマは「HondaGO BIKE LAND」。スマートフォンアプリやバイクレンタル、オンラインショップなど、HondaGOの各種サービスを紹介しつつ、ブース中央には「ホンダゴーラウンド」を設置。円形状に回転するバイクにまたがることで、疑似走行を体験できる。また、実車にまたがり、側面にある鏡で自身のライディングフォームを確認しつつ、アクセル操作で録音された排気音を楽しめるコーナーや、複数のモニターによる迫力ある映像、グリップヒーターの利便性を体験できるコーナーなど、さまざまな展示企画を用意。子どもから大人まで一緒に楽しめるアミューズメントパークのようなブースとなっている。

ブース内にはスマートフォンアプリ「HondaGO RIDE」の機能を活用し、HondaGOポイントが付与されるチェックインポイントや、ノベルティー入りのカプセルトイが楽しめる機器を設置。また、HondaGOの各イベントを紹介するコーナーを設けるなど、HondaGO各種サービスの利便性が理解できる内容としている。

ホンダでは2023年のモーターサイクルショーにあわせ、「ホンダモーターサイクルショー2023」特設サイトを展開する。サイト内には「360°バーチャル展示場」を設け、モーターサイクルショー各会場に展示されるXL750トランザルプ、EM1 e:、CL250、CL500について、より詳細な情報を画像や動画などで紹介。そのほかオンラインで楽しめる各種コンテンツを用意する。

なお、「第39回大阪モーターサイクルショー2023」は3月17日から19日にインテックス大阪、「第50回東京モーターサイクルショー」は3月24日から26日に東京ビッグサイト、「第2回名古屋モーターサイクルショー」は4月7日から9日に愛知県国際展示場で開催される。

主な出展モデル
XL750トランザルプ(日本初公開)
「日常短距離での扱いやすさと、休日の長距離、高速走行時の快適性」、「舗装路での軽快性と未舗装路の走破性」、「冒険心を掻き立てる豊富で充実した装備」を高い次元でバランスさせることを目指して開発。アドベンチャースタイルに防風性能と空力性能を高次元でバランスさせた大型フェアリングを採用する。また、常用域では扱いやすく高回転域ではパワフルな特性を持つ水冷4ストローク754cc直列2気筒エンジンを搭載している。

EM1 e:(日本初公開)
EM1 e:は、交換式バッテリー「ホンダ モバイルパワーパック e:」1個を動力用バッテリーに採用した原付一種の電動スクーター。充電済みのモバイルパワーパックに交換することで、充電を待つことなく走行が可能になる。

CL250
「Express Yourself」をキーワードとし、ライダー自身を引き立たせ、多様なライフスタイルにあわせて気軽に楽しめるモーターサイクルを目指して開発。力強さと軽快な走りをイメージさせるスクランブラースタイルの車体に、扱いやすい出力特性の水冷4ストロークDOHC単気筒249ccエンジンを搭載している。

レブル1100T
レブル1100に長距離走行時の快適性に配慮しライダーへの走行風をやわらげる大型フロントカウルと、車体後部の両側に積載時の利便性を高めるサドルバッグを標準装備。スタイリッシュなデザインと利便性を兼ね備えた専用装備により、快適なロングツーリングに対応する。

ホンダ EM1 e:《写真提供 本田技研工業》 ホンダ レブル1100T《写真提供 本田技研工業》 ホンダ (東京モーターサイクルショー2022)《写真撮影 雪岡直樹》 ホンダ(東京モーターサイクルショー2022)《写真撮影 雪岡直樹》 ホンダ(東京モーターサイクルショー2022)《写真撮影 高木啓》