トライアンフ スピードトリプル1200RS《写真提供 トライアンフモーターサイクルズジャパン》

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、『スピードトリプルRS/RR』について、オーバーヒートのおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは『スピードトリプルRS』『スピードトリプルRR』の2車種で、2021年3月3日〜2022年12月11日に製造された466台。

不具合箇所は冷却ファンモーター。エンジンからの熱を繰り返し過剰に受けることにより、モーターの性能に影響をきたすことがある。そのため、そのまま走行を続けると、オーバーヒートが発生し、最悪の場合、エンジンが停止し再始動不可となるおそれがある。

改善措置として、全車両、冷却ファンモーターにヒートシールドを追加する。

不具合は16件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

対象車種《表提供:国土交通省》 改善箇所《図版提供:国土交通省》