
JR北海道は2月17日、留萌本線石狩沼田〜留萌間廃止後の代替交通について、その概要を明らかにした。
それによると、同区間が廃止される4月1日からは、留萌管内と旭川を高規格道路(深川・留萌自動車道)経由で結ぶ速達バス『沿岸特急あさひかわ号』を3年間実証運行するほか、沼田町内では町営バスのルート新設や増便により、真布(まっぷ)や恵比島方面から滝川、深川、旭川方面への通学の足を確保するとしている。
合わせて沼田町内では乗合タクシーの運行時間が拡大され、既存の沿岸バス・留萌旭川線と接続することで留萌〜沼田間の円滑な輸送手段が確保される。
乗合タクシーについては、留萌〜深川間を早朝・夜間に結ぶ便も設定され、留萌、札幌、旭川における滞在時間が拡大される。
なお、残る深川〜石狩沼田間については現行と同じ7往復の列車運行となり、午後の下り3本、朝の上り3本と夜間1本は現行と同時刻となる。






