「色とりどりにきらめく地域の魅力」を6色で表現する日田彦山線BRT車両のエクステリア。走行試験が行なわれる小型電気バスは「しゃくなげカラー」「棚田カラー」「水郷カラー」「ゆずカラー」の4両。《資料提供 九州旅客鉄道》

JR九州は1月26日、今夏に開業する日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン)へ導入する小型電気バスの試験走行を3月7日から開始すると発表した。

BRTひこぼしラインでは小型電気バス4両、中型ディーゼルバス2両が導入されることになっており、「やさしい交通機関」としてすべてが低床式のノンステップ仕様となる。

今回、試験走行が行なわれる小型電気バスは中国・BYD製の「J6」(定員25・座席17)で、当面は添田〜日田間のうち一般道を不定期に走行。工事の進捗に合わせてBRT専用道でも走行するとしている。

なお、中型ディーゼルバス2両(いすゞ自動車製「ERGAmio」)については初夏に試験走行を開始する予定。

日田彦山線BRT車両のインテリアデザイン。シートは「ひこぼし」を散りばめたデザインを基本に、エクステリアと同じく6色展開に。床は木目を活かした明るいものとし「乗ることの楽しさやわくわく感」を創出するという。《資料提供 九州旅客鉄道》 日田彦山線BRTの路線図。当初の試験走行は一般道のみ。《資料提供 九州旅客鉄道》