ベントレー(Bentley)は1月10日、2022年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、10年連続で1万台を超えて、過去最高の1万5174台。前年比は4%増とプラスを維持した。
市場別実績では、最大市場の南北アメリカが、前年比1%増の4221台と引き続き増加した。ベントレーの世界販売のうち、28%が同市場で販売されたことになる。
中国(香港とマカオを含む)は第2位で、3655台を販売した。前年比は9%減と、3年ぶりに前年実績を下回った。3位の欧州は、前年比11%増の2809台と、2年連続のプラス。地元の英国も、12%増の1490台と2年連続で前年実績を上回った。
中東/アフリカ/インドは、前年比6%増の968台と、2年連続のプラス。アジア太平洋地域は、前年比23%増の2031台と3年連続で前年実績を上回った。日本は2022年、651台を登録した。前年比は8.3%増と、世界全体の4%増を上回る伸び率を示した。
2022年の世界販売の車種別実績では、全販売台数の42%をSUVの『ベンテイガ』が占めた。PHEVの『ベンテイガハイブリッド』と「エクステンデッドホイールベース(EWB)」の受注が好調という。
グランドツアラーの『コンチネンタルGT』は全体の30%を占めた。中でも、パフォーマンス重視の『コンチネンタルGTスピード』が、GTシリーズ全体の31%となった。『フライングスパー』は全体の28%を占有。PHEVの『フライングスパーハイブリッド』は、フライングスパーシリーズ全体の30%を占めている。
ベントレー世界販売が過去最高、日本は8.3%増 2022年
2023年01月11日(水) 15時45分
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