横須賀エリアで電動キックボードのシェアリング実証《画像提供 京浜急行電鉄》

サンオータスと京浜急行電鉄は、横須賀(東海岸)エリアで電動キックボードのシェアリング実証実験を11月1日から開始する。

サンオ―タスと京急電鉄は2021年4月から、三浦半島でモビリティシェアリングを用いた地域活性化、観光振興を目的に、横須賀市・三浦市の観光拠点などに電動キックボードの貸出拠点を整備してきた。

今回、経済産業省の「新事業特例制度」認定のもと、横須賀エリアで電動キックボードのシェアリングサービス実証実験を開始する。横須賀市内で、同制度の認定は初めて。

新事業特例制度の活用で、電動キックボードは道路交通法上小型特殊自動車の扱いとなり、最高速度15km/h未満、ヘルメットが任意着用となる。アプリによる無人レンタル、GPSによる速度制限や走行可能範囲制限など、システムによる安全対策も実施する。

実証では、スタート時は市内6カ所にポートを設置する。今後は横須賀市も含めた連携で、浦賀や久里浜方面まで拡大し、2次交通としての活用、市内周遊の促進を見込んでいる。

横須賀エリアで電動キックボードのシェアリング実証《画像提供 京浜急行電鉄》 横須賀エリアで電動キックボードのシェアリング実証《画像提供 京浜急行電鉄》