トラックベースの無骨な外見に反して、中に入ると明るくやさしい色合いのインテリア。AtoZが「名古屋キャンピングカーフェス2022」で提案する「アンソニー ライト」と「アレンH」は女性インテリアコーディネーターがデザインしたキャンピングカーだ。
トヨタ『カムロード』をベースにした「アンソニー ライト」は、2WDのガソリン車モデルを採用することで、車両重量を軽く、サイズもコンパクトに設計。個人の利用だけでなく、レンタカーとしても利用しやすいように意識した。室内は花をイメージした「フィオーレ」、港をイメージした「ポルト」、森をイメージした「ボスコ」の3種類がある。出展車は「ボスコ」で木の風合いと若葉のような明るい緑色のインテリアが調和。リラックスできる空間となっている。
室内高は1800mm、リヤベッドは800×1850mmの2段でゆとりのある広さ。バンクベッドはセット不要の固定対応となっている。キッチンは引き出して外でも使えるシャワーヘッド蛇口や45Lの冷蔵庫などを装備。エアコンはリヤに設置する12Vタイプと下駄箱上に設置する100Vタイプから選べる。
マツダ『ボンゴ』をベースにしたコ「アレン H」は、”時”をコンセプトにしたインテリアデザインで「キセキ」と「ミライ」という2つのスタイルを用意する。展示車は青色を基調とした「キセキ」だ。
リアの2段ベッドサイズは800×1760mmのワイドサイズ。マットを外せば、広大な収納スペースになる。ダイネットはテーブルを囲んで4人が座れるレイアウト。シートを展開し、サブマットを入れると1250×1840mmのベッドとなる。
バンクベッドは2000×1540mmで大人2人が就寝可能。なお、姉妹モデルの「アレン L」は1630×1370mmのチャイルドベッドとなっている。
キャブコンとしてはコンパクトなボディだが、キッチンや収納なども必要十分な内容がキッチリと盛り込まれており、キャブコン初心者や女性からも注目を浴びていた。
女性を意識した室内空間、AtoZ「アンソニー ライト」「アレンH」…名古屋キャンピングフェア2022
2022年09月11日(日) 14時45分