エディフィス EQB-2000HR-1AJR《写真提供 カシオ計算機》

カシオ計算機は、高機能メタルウオッチブランド「エディフィス」の新製品として、タイプRの赤バッジに使用される塗料を文字板パーツに採用したホンダレーシングとのコラボレーションモデル「EQB-2000HR-1AJR」を9月30日に発売する。

ホンダレーシングとエディフィスは、ともに高度な技術を駆使し、ジャパンブランドとしての誇りを持って世界へ挑戦し続ける姿勢が相通じることから、2018年よりコラボレーションを行っている。今回のコラボモデルは、フォーミュラカーのサスペンションから着想を得たケースデザインの「EQB2000」をベースモデルに、ホンダで受け継がれてきた赤バッジの精悍なレッドをまとった高機能ウオッチだ。

赤バッジは、1964年に国内自動車メーカーとして初めてF1に参戦した『RA271』をルーツに持つ、ホンダのレーシングスピリットを象徴するもの。市販車では速さを追求したタイプR車のみに装備される。新製品は文字板中央のX型パーツを、赤バッジに用いられる塗料を使ってカラーリング。象徴的なアイコンとすることで精悍さと力強さを兼ね備えたデザインにまとめた。

また、文字板の3時位置には、今年刷新されたホンダレーシングの「HRC」ロゴをレイアウトしたほか、裏蓋に鈴鹿サーキット開場60周年の記念ロゴを刻印。さらに、タイプRの内装にも使われ、耐久性、通気性に優れ肌触りが良いアルカンターラをバンドに採用。レースに情熱を注ぐホンダの世界観を表現したモデルに仕上げている。

機能面では、太陽や蛍光灯の光で駆動するタフソーラーとBluetoothによるモバイルリンク機能を搭載する。専用アプリ「CASIO WATCHES」と接続することで自動での時刻修正に加え、ワールドタイムの時刻を簡単かつ直感的に設定可能。さらには、時計で計測したストップウオッチのデータをアプリへ転送・表示ができ、レース活動をサポートする。

価格は7万7000円。

ホンダの赤バッジ の塗料を採用した X型パーツ《写真提供 カシオ計算機》 エディフィス EQB-2000HR-1AJR《写真提供 カシオ計算機》 鈴鹿サーキットの開場60周年を記念した特別ロゴ《写真提供 カシオ計算機》 アルカンターラを採用した人工皮革バンド《写真提供 カシオ計算機》