てきと〜な鉄道展《写真撮影 関口敬文》

「てきと〜」と「鉄道」をコンセプトにしたテーマパーク『てきと〜な鉄道展』が、2022年8月6日から11月27日まで、横浜市の複合型エンタテイメント施設「アソビル」2階のYOKOHAMA COASTにて開催されている。

このテーマパークは、『うんこミュージアム』を仕掛けた企画プロデュースチーム『株式会社たのしいミュージアム』が企画したもので、堅苦しいことが多くなった現代社会のアンチテーゼとして、「てきと〜でもいいんだ」とほんの少し肩の力を抜いてもらいたいという想いを込めて運営されている。

会場の外にある、入場チケット売り場は『きっぷうりば』をイメージした窓口になっている。入口をくぐるとなんだか「てきと〜」なデザインが施された改札口が用意され、改札口横に設置されたモニターには、イベント参加の心得が放映されている。心得と言っても当然堅苦しいものでは無くてきと〜に見ていられるようなゆる〜い内容だ。

改札をくぐると、『てきと〜中央駅』に到着。そこには高さ2.7m、幅9mの大きなスクリーンがあり、電車が到着している映像が放映されている。よくよく見るとこの電車、ボディに手描きのイラストが描かれているのだが、じつは自分で描いた電車のイラストが投影されるという仕組みになっている。手描きイラストの電車を走らせる方法は、会場に用意されている電車のぬりえの用紙に自分で色を塗り、そのイラストを係の人にスキャンしてもらうだけ。数分後には巨大スクリーンに自分の描いた電車が投影されるというシステム。ゆる〜い塗り方でもしっかりと電車として走ってくれるので、子供から大人まで気負わず色塗りを楽しめる。

チケット売り場は鉄道の切符売り場をイメージ。《写真撮影 関口敬文》 シンプルがゆえに、てきと〜な感じが出ている会場入口。《写真撮影 関口敬文》 改札口前にはモニターが設置され、ゆる〜い内容の映像が見られる。《写真撮影 関口敬文》 改札機はシンプルにできている。黄色のゲートは手動で紐を引っ張ると開くという超アナログな仕組み。《写真撮影 関口敬文》 奥に見える横長の風景は駅のイメージ。ここに電車が右から到着する。《写真撮影 関口敬文》 駅構内をイメージしているが、てきと〜なせいなのか時計の支柱はぐにゃりと曲がっている。《写真撮影 関口敬文》 電車のイラストを描くスペース。専用の紙が用意されているので、イラストを描くというよりは、ぬりえをする感覚だ。《写真撮影 関口敬文》 これが専用の用紙。自由に色塗りしてかまわない。《写真撮影 関口敬文》 こちらでスキャンをしてもらえば、自分の描いたイラストの電車が駅に到着する。《写真撮影 関口敬文》 スクリーンに投影された電車。《写真撮影 関口敬文》 左からアニメーションで到着する。《写真撮影 関口敬文》 ぬりえのスペースにはキヤノンの自動撮影カメラ『PowerShot PICK』が設置されている。《写真撮影 関口敬文》 ぬりえに参加しているお客さんの姿が自動的に撮影され、会場内のモニターに映し出されることも。《写真撮影 関口敬文》 電車発着時刻掲示板。遅延した電車ばかりなのであてにならない。ただし真ん中の時計は正確でした。《写真撮影 関口敬文》