北海道新幹線札幌駅を俯瞰したイメージ。左下から右上にかけて描かれている川が創成川で、並行する道路が国道5号線。工事は川を挟んだ東西の南側で本格化し、車両、歩行者ともに順次通行不可となっている。《画像提供 北海道旅客鉄道》

JR北海道は6月23日、北海道新幹線札幌駅(札幌市北区)の建設工事に伴なう周辺道路の規制計画を明らかにした。

札幌駅の南側に位置する新幹線の駅は、札幌市内を南北に流れる創成川を跨ぐ形で駅舎が建てられることになっており、その東西の道路(北6条西1丁目〜北6条東1丁目エリア)上には高架橋が建設される。

そのため、北6条西1丁目エリアでは6月から工事が始まっており、4月から車両通行禁止となっていたが、6月からは歩行者も通行禁止となっている。創成川から東の北6条東1丁目エリアは9月以降に工事が始まり、鉄道高架側道1号線の一部が通行できなくなる。

さらに7月からは、工事エリアにかかる創成川沿いの国道5号線が夜間に4車線から2〜3車線となる規制が2026年度頃まで実施される予定。

新幹線札幌駅の全体計画。現在の南側1番線が新幹線に転用される。《資料提供 北海道旅客鉄道》 札幌駅周辺道路の規制計画。《資料提供 北海道旅客鉄道》 創成川に沿う国道5号線の規制計画。川寄りの1〜2車線が夜間(21〜6時)に作業エリアに充てられる。《資料提供 北海道旅客鉄道》