ナップスはオートバイ用品の販売、オートバイのメンテナンスを通じて、持続可能な社会の実現を目指している《図版提供 ナップス》

オートバイ用品小売・開発のナップスは、神奈川県が推進している「かながわSDGsパートナー」に認定・登録されたことを発表した。

神奈川県は2018年6月、国の「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」の両方に都道府県で唯一選定。SDGs最先進県として、国、市町村や民間企業、市民団体等、多様なステークホルダーとのパートナーシップ制度を軸にSDGsを推進している。今回、ナップスは同制度に登録し、神奈川県が掲げる理念へ賛同する意思を表明するとともに、オートバイと共にある持続可能な社会に向けた取組みを推進していく。

環境面では、店舗エネルギーの省電力化、オートバイから出る排出ガスの削減、適正な部品交換によるCO2削減につとめるほか、将来的にはEVバイクを取り入れることで、より環境への貢献を図っていくことも視野に入れている。また、不用品のリユース事業、修理に伴う廃棄物のリサイクル、バッテリー回収など3Rの取り組みを通じて、資源の使用量削減、CO2削減をしていくことで、オートバイやライダー起点での循環型社会の構築を目指す。

社会面では、安全面に配慮したオートバイ用品の提供、メンテナンス時以外の点検実施、メカニックの育成、ライダーへの安全啓蒙活動、不正改造への対応などを通じ、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現に貢献する。また、学歴や年齢などに関係なく、誰もがキャリアアップでき、子育てと仕事の両立ができる企業を目指す。さらに男性、女性、LGBTQ、外国籍、障がい者も、誰もが平等に働くことができる企業となり、平等で多様性を重視する社会の実現に貢献する。

ガバナンスでは、反社会勢力への対応、リスクマネジメント、事業継続計画(BCP)、コンプライアンス教育、内部通報制度などを通じて、公正で透明性の高い健全な経営を継続。コーポレート・ガバナンス体制の強化、コンプライアンス遵守、ステークホルダーとの対話等、さまざまな取り組みを推進し、すべてのステークホルダーからの期待に応えていく。

かながわSDGsパートナー《図版提供 ナップス》 ナップス 望月真裕代表取締役《写真提供 ナップス》