FLYING HONU 3号機《写真撮影 高木啓》

「空飛ぶウミガメ」全3機が成田国際空港(千葉県)で並んだ。ANAのエアバスA380旅客機「FLYING HONU」(フライングホヌ)を駐機場で見学するチャリティツアーが4月23日、開催された。京成上野発着の往復は、京成「スカイライナー」利用だ。

京成電鉄、ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン、ANAホールディングス、成田空港交通は、入院経験のある子ども達とその家族を対象に、「スプリングチャリティライナー」を開催した。「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を利用した家族から抽選で選ばれた12組34人が招待された。

一行は京成上野駅9時18分発のスカイライナー23号に乗車。ツアー用に貸切となった車両は車内が「春爛漫」をモチーフに装飾され、絵合わせゲーム大会など楽しみながら成田空港へ向かう。成田空港駅到着時は、同駅の増田敦駅長、京成パンダ、ホヌの着ぐるみがホームで出迎えた。

駅からは成田空港交通の貸切バスで空港へ。成田国際空港の協力で、成田空港の滑走路付近を含む制限区域内を車内から見学、消防署では消防車の放水実演を見学した。

そしてANAホールディングス所有の旅客機、FLYING HONUを3機並べた駐機場で、見学&記念撮影。現在ANAのA380型機は定期便としては運行されていない。いちばん手前に置かれた3号機サンセットオレンジは、2021年10月に導入されたものの、これまで旅客を乗せて飛んだことがないそうだ。旅客需要は回復してきており、3機が当初の目的通りに東京〜ホノルル線で運用されるようになると、全機が並ぶ場面はもう見られなくなるかもしれない。

「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は病気と闘う子どもとその家族のための滞在施設だ。子どもたちが病院で治療を受ける際に、基本的に病院では家族の宿泊が認められないので、多くの家族はアパートを借りたり、ホテルに泊まる。ハウスは、こうした家族の負担を軽減することが目的。日本国内では11ハウスがある。

いざという時に備える、空港消防西分遣所の消防車《写真撮影 高木啓》 京成スカイライナー《写真撮影 高木啓》 車内で絵合わせゲーム大会《写真撮影 高木啓》 絵合わせゲーム大会優勝!《写真撮影 高木啓》 スプリングチャリティライナー《写真撮影 高木啓》 後列向かって左から成田駅の増田駅長、京成パンダ、一人おいてホヌ《写真撮影 高木啓》 空港消防署の消防車《写真撮影 高木啓》 空港消防署の皆さん《写真撮影 高木啓》 消防車の放水実演《写真撮影 高木啓》 空港消防署の消防車《写真撮影 高木啓》 消防車の放水実演《写真撮影 高木啓》 消防車の放水実演《写真撮影 高木啓》 スプリングチャリティライナー《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》 FLYING HONU《写真撮影 高木啓》