ヤマハ E-ビーノ(参考画像)《写真提供 ヤマハ発動機》

東京都は、非ガソリン化に向けた取組を共同で行う「EVバイク等利活用促進事業」を実施。4月28日より民間事業者を対象に公募を開始する。

東京都はCO2を排出しない環境先進都市「ゼロエミッション東京」の実現に向け、都内で新車販売される二輪車を2035年までに100%非ガソリン化することを目指している。

2021年12月には、東京都、板橋区、関連企業が連携し、バッテリーシェアリング実証事業「e-Ride Tokyo」を都内で初めて実施。個人や事業者にEVバイクを貸し出し、板橋区周辺に設置されたバッテリー交換スポットでEVバイクの充電済みバッテリーを交換し、シェアリングを行う実証実験を行った。

今回のEVバイク等利活用促進事業ではEVバイクシェアリングやバッテリーシェアなど、民間事業者から公募した非ガソリン化に向けた取組を2か年度に渡り共同で実施する。公募事業は3件程度を想定。1事業に付き令和4年度は4000万円、令和5年度は2000万円を上限として都が経費を負担する。

提案書の受付は4月28日から5月19日まで。6月上旬ごろに結果を通知する。