プロト:低めのサドルなど、女性にも使いやすくデザインされた電動アシスト自転車「ミニループ20プラス」(ビークルスタイル)《写真撮影 家本浩太》

プロトは電動アシスト自転車「ミニループ20/20プラス」を発表。一見するとモーターやバッテリーが見当たらず、シティサイクルのようなスマートでスタイリッシュな見た目が特徴。17日まで愛知県国際展示場で開催の「ビークルスタイル」でお披露目している。

ミニループ20/20プラスは20インチの電動アシスト自転車。1回の充電で最長70kmの走行が可能だ。バッテリーをフレーム内、モーターをフロントハブに収めることで、シティサイクルのような見た目を実現した。バッテリーは着脱可能で充電のしやすさや盗難防止にも配慮した。

カゴをフレームに固定してあるのも、設計上のポイントで、重い荷物を乗せた際もハンドルを取られにくい。22cm幅があり、ビジネスバッグも縦に入れられるので、通勤・通学、買い物に利用しやすい。やや前方に傾きをつけたカゴは大きめの荷物を入れた場合でも、ハンドル操作に干渉しにくいというメリットをもたらしている。

ミニループ20は変速なし、ミニループ20プラスは3段変速。カラーはともにライトブルー、ブリティッシュグリーン、ブラック、ホワイトの4色展開。価格はミニループが9万9990円、ミニループ20プラスが11万5390円(ともに税別)。4月末から5月上旬のデリバリーを見込んでいる。

プロト:「ミニループ20」は本体価格10万円を切る価格も魅力だ(ビークルスタイル)《写真撮影 家本浩太》 プロト:前カゴの設計に工夫がされ、大きな荷物を積んでも操縦がしやすい(ビークルスタイル)《写真撮影 家本浩太》 プロト:モーターはフロントハブ内、バッテリーはフレーム内に格納され、一見、電動アシスト付きには見えない姿(ビークルスタイル)《写真撮影 家本浩太》